おはこんばんちは。楓です。
いつも隣で寝ていたり、ご飯を作ってくれて一緒に食べる顔見知りの女性のことを『○○ちゃん』という愛称で呼ぶのですが、相手からは『トオル』と呼び捨てにされている僕です。
先週末は二週続けての完成見学会があり、沢山の方がご来場くださり有難う御座いました。
又、お施主様におかれましては大切なお家を快くお貸し頂きまして、誠に有難う御座いました。
今回のお家は『床下エアコン』という特殊な設備を備えた、家の中のどこにいても暖かさを感じる寒冷地仕様となっていましたので、寒さについていろいろと勉強している時に知った事実が衝撃的でした。
急激な温度差で起きる『ヒートショック』という言葉を良く耳にしますが、自宅でヒートショックで亡くなる方が年間1万人以上(高齢者の方に多いようです)。それに対して交通事故でなくなる方が年間約4千人程度。と言うことは「いってらっしゃい。気を付けてね。」なんて普段の何気ない会話で送り出した家の中にいる人の方が、単純に数字だけを見ると危険ということになるので驚きです。
そこから何故か寒さから脱線して『いってらっしゃい』について調べてみて知ったのですが
「いってきます」の語源は
『行って』『帰ってきます』
ただ「行く」だけではなく戻るという意味が含まれている。
「いってらっしゃい」の語源は
『行って』『帰ってらっしゃい』
「無事に帰ってきなさい」という意味が含まれている(諸説あり)。
何気なく使ている言葉ですが意味を知ると深いですね。昔の日本人の感性に感激します。
言葉に魂が宿るというのならば、母親や一緒に住んでいる女性、また事務所から出る時にSTAFFの方から掛られてきた『いってらっしゃい』の言霊のパワーで、ひょっとすると今まで無事に帰るべきところに帰れていたのかもしれません。
当たり前ではないですね。
明日からは家を出る時は『行きます』ではなく、ちゃんと喜んで家に帰る意思を込め、勇気を出し震える声で『行ってきます!!』と言いたいなと思った『ちょっと真面目に書いちゃったブログ』でした。
この記事を書いた人
楓亨